みれいさんの体験談です
5年前。
当時30歳だったわたしには付き合って2年になる彼氏がいました。
まわりの友達には結婚や出産、マイホーム計画をする子が増えていって、
わたしも将来を考えたいなぁとちょっとした焦りを抱えながら付き合っていました。
彼は同い年で自営業。
爽やかで人当たりがよく、先輩には可愛がられ、後輩には慕われ、男同士の付き合いも大切にする人でした。
デートの約束をしていても、
「先輩から急な誘いが入ったから今日はゴメン!」
と、ドタキャンされる事もしばしば。
最初のうちはショックを受けて泣いた事もありましたが、
彼は必ず埋め合わせをしてくれたし、会うととっても優しいのでそれがわたしにとってのモチベーションでした。
記念日は必ず一緒にお祝いをしていたし、
誕生日にはサプライズでプレゼントをしてくれたし、
1泊旅行やキャンプ、フェスにも一緒に行きました。
彼は実家暮らし、わたしはアパートで一人暮らしをしているのですが、
ご飯を作ってあげた時は「おいしい!」と嬉しそうにたくさん食べてくれて、
まったり映画を見たりゲームをしたり、何気ない時間も一緒に過ごしてきました。
ある日、彼が結婚式に列席する時があり、
お酒を飲むからとわたしが式場まで送って行ったのですが、
内心結婚に焦りを感じていたわたしは行きの車の中で、
「わたしもそろそろ〇〇君(彼氏)と結婚したいなぁ」と打ち明けました。
彼は無反応。
「えっ?聞こえなかったかな?」と思いましたが、完全にスルーされて
何事もなかったかのように車から降りて行ってしまいました。
翌朝、いつもなら「おはよう」のLINEが来るのに10時になってもナシ。
二日酔いで寝てるのかな?と思いこちらからLINEしてみたものの既読にもならず。
電話をしても反応ナシ。
えっ?なに?なんで?
すごく不安と焦り、動揺した事を今でも鮮明に覚えています。
夕方になっても相変わらず音沙汰ナシ。
LINEも電話も10回以上はしたと思いますが、まったく反応ナシ。
でも、彼のInstagramにはちゃんと前日の結婚式の写真がUPされていて、
コメントにも返信しているので事件や事故に巻き込まれた感じではなさそう。
二次会で新婦さんの友達の可愛い女の子たちと楽しそうにお酒を飲んでいる写真もありました。
夜になっても連絡ナシ。
ひと晩不安で眠れない夜を過ごし、スマホ片手にずっと連絡を待ちましたがまったく音沙汰ナシ。
しつこくされるのは嫌がるタイプの彼なので、
あまり連絡し過ぎるのもな、とただただ連絡を待ち続ける日々を過ごしました。
全然眠れないし、仕事も手につかないし、食欲もなくてご飯も食べれなくなって。
とにかく不安で不安でどうしていいかわかりませんでした。
そんな時、友達からエキサイトの電話占いを勧められました。
彼女も失恋した時に電話占いで鑑定してもらい、潔く吹っ切れた事があったそう。
「いつまでも悩んでいるのはもったいない!今すぐ電話してみな!」
と救いの言葉をもらって、初めて電話占いをしてみる事にしました。
電話占いどころか、対面の占いをしてもらった事もなかったので
すっごく緊張しましたが、優しそうな声の女の人が
「どうしました?いつでもサポートするから何でも話していいのよ」
と言ってくれて、緊張が一気にほぐれ、彼との経緯を赤裸々に話しました。
「そっか。つらかったわね。今もつらいわね。でも大丈夫!彼は必ず貴女の元に戻ってくるから!」
という鑑定士さんの言葉にビックリしましたが、わたしは涙が溢れ出ました。
占いによると、
わたしが「結婚したい」と言った事がプレッシャーになってしまった彼。
今そっとしておいてあげれば、必ず戻ってくる!今は我慢の時、だそう。
彼を失いたくなかったわたしは心からその言葉を信じました。
わかってくれる人がいるだけでも心が強くいられました!
それからもずっとつらい時間を過ごしましたが、
吐き出したい時はまたエキサイト電話占いの鑑定士さんに話を聞いてもらって、励ましてもらって。
信じて、ひたすら耐え続けました。
そして半年ぐらい経った頃。
突然!本当に彼から電話がかかって来たのです。
「しばらく連絡しなくてゴメンね。よかったら近々会えないかな?」と。
信じられず、夢かと思いましたが、間違いなく彼の声。彼の口調。
すぐに会う約束をしました。
知るのが怖かったので詳しい話は聞けませんでしたが、
あっという間に元に戻り、
結婚の話こそしないものの、仲良く復縁できました。
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