音信不通の物語
お付き合い5ヶ月目もお互いに忙しくて、会えたのは1日だけでした
そんなに会っていない感じがしないのは、LINEでよく話していたからかもしれません
私が忙しかったのがいけませんでした
会いたいって彼に言われていたけど、忙しくて疲れて断っていたんです
彼も理解はしてくれていましたが、我慢していたと思います
断る側は断ったことをそんなに重く受けとめていないけど、断られたら寂しいですよね
お付き合いして5ヶ月目
私「今日で5ヶ月だよ、早いね。いつもありがとう」
彼『5ヶ月だね。これからもずっと好き。会いたい!』と彼。
会えてはいないけど、気持ちは繋がっている感じがしていました
でも、この頃から私ある不満を溜めるようになります
昼間にデートが出来ない
会えていないから仕方ないんだけど、会えるのが夜なので昼間にデートしたい欲が強くなっていました
彼は忙しい身なので、会えるだけマシなのは頭では分かっていたけど気持ちが付いていかないんです
映画を観に行ったり買い物したり、観光スポットに行ったり付き合っていたらするであろうことが出来てなくて不満を抱えていました
彼は会えるだけで満足な様子、私は彼と出かけたい
私「昼間にデートしたいね」
彼『出かけたいって思ってくれてるの凄く嬉しい!また旅行にも行きたいね。昼間にもデートしよう』
そう言ってくれただけで、少し救われたような思いでいました
私がワガママなのかな…結構悩んでいました
彼も私も忙しい、会えるだけマシなんだから満足しなきゃって言い聞かせていました
お互いに理解して、思いやりを持たないと長く続かないですよね
でも!やっぱり彼と普通のデートがしたい
彼氏という存在がいなければ、お出かけしたい欲求もここまで出てこないんだけど「彼氏と行きたい」という気持ちが強くなるんです
彼氏にこだわらずに、友達と出かけていれば良かったのかもしれません
彼氏ができると彼氏だけになりがちなのがいけませんでした
その当時、友達にも彼氏がいる人が多く友達も彼氏を優先していたのであまり会えませんでした
友達たちにLINEで相談すると、色んな意見をもらいました
①そんな彼氏と付き合ってて楽しいのか
②会えるだけマシじゃないか
③いい彼氏じゃん
と、意見はさまざまでした
素敵な彼氏なのに不満を溜めてしまう私
この不満って自分の中にあったと思うんです!
行きたいところがあるなら自分で行けばいいし、したいことがあるなら自分ですれば良かったんです
人の恋愛は客観的にみれるのに、自分のこととなるととたんに分からなくなります。みんな同じかな
私と彼は合っていないのか、グルグルグルグル考えすぎていた時期でした
彼と初詣へ行けたのは、年が明けて2ヶ月も経ったころ
その日も夜にデートしていました
バレンタインに会えなかったので、数週間遅れで彼にチョコを渡しました
会えなかったら自分で食べようと思っていたんですけど(笑)
彼、チョコをもらえると思っていなかったみたいで『ありがとう』と凄く喜んでくれました
その日は時間があるとのことだったので、夜遅くまで街をブラブラ
腕を組んで街歩き。初めてのデートを思い出して何だか幸せな気分になりました
彼という人は、怒られるのが嫌いです
怒られて伸びる人と褒められて伸びる人と分かれると思うんですが、彼は褒められたい人
彼『祖母に怒られるのが本当に嫌だった』と言っていました、家が家なので小さい頃から色々言われてきたのかもしれません
ということは、彼は彼女にも怒られたり色々言われるのは嫌ということ
私、彼に不満を結構伝えていたし小言に聞こえていたと思います
結局、色々言っていました
彼が嫌だって知っているのに、言っていました
分かっていたのに止められない私
伝え方も悪かっただろうなって思います
彼は彼女に好き好き言われたい、彼女に怒られたくない、彼女が喜んでいる姿を見たい
私は彼の地雷を踏んでいたのかもしれません
女性特有の「分かって欲しい」を彼に押し付けていたのかな…
どうすれば良かったのか?言っても直らないんだから彼を丸ごと包み込むしかなかったのかなと今では思います。
私の包容力が不足していました
音信不通の物語
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